チートTシャツをつくってみたメモ
はじめに
2018年から活動をしているPCN北はりまは、毎月1回、主にこどもパソコン「IchigoJam」を使って、子どもたちといっしょにプログラミングを交えて遊んだり、ものづくりをしたりして楽しんでいます。
ながらく私一人で企画から当日の準備、対応、事務作業、その他もろもろ運営の一切をこなしていましたが、昨年たまたま知り合った大学生のDくんが当日のサポートに入ってくれるようになり、とても助かっています。
自ら楽しんでやっていることなので、苦労を感じたことはありませんが、参加してくれる子どもたちが増えるにつれ、体がもう一つ欲しい!と思うことは増えました。
たぶんほかにも同じようにマンパワーの不足を感じつつ活動されている方はおられるのでは?と思います。
そこで、ひとつのアイテムをお試しで作ってみました。
サンドイッチマンをヒントに
サンドイッチマンと聞くと、お笑い芸人をイメージしますが(正しくはサンドウィッチマン)、体の前面と背面に大きな看板をぶら下げて、街を歩く人間広告の人のこと。
(ウィキペディアより:Nekosuki600 – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる)
大きな看板を身に着けていますので、インパクトあります。効果は掲載内容次第かもしれませんが。
で、なぜかこのサンドイッチマンが、ある日、頭の中にふと舞い降りました。
(だいたい舞い降りるときは仕事が忙しい時で、無意識に現実逃避したいのかもしれませんw)
普段の活動やワークショップの時、当然、子どもたちから疑問質問が飛んできます。
質問の内容はさまざま。
個別に対応する必要のあるものもありますし、中には配布しているプリントを見ると理解できるものもあります。
それ以前に、もっと基本的な操作やコマンドの使い方などを繰り返し説明するときも。
これらすべてに対応しているとなかなか大変です。
そこで、基本的なところをTシャツにプリントして、会場で歩き回るだけで子どもたちに自己解決してもらおうというのが今回の計画です。
お試しでつくってみた
今回作ったのは、エンターキーとファンクションキーの割り当てをプリントしたTシャツ。
エンターキーは、はじめて体験する子が押すのを忘れがちなので、アピールとして。
ファンクションキーはキーボードにシールを貼っておけば問題ないですが、そうでないことも多いので、「F何やったっけ?」という時に、地味に便利かもしれません。
これを着て、会場をうろちょろしていれば、子どもたちが自ら見て解決してくれる!かも。
Tシャツ制作に利用したのは、価格がリーズナブルな、Pixiv FACTORY。
ほかにも同じようなサービスとして、SUZURIなどもあります。
デザイン素材(Pixiv FACTORY用)
今回作ったTシャツの素材はこちら(PNG:4092×5594)。
エンターキー&ファンクションキー
コマンドリスト(おまけ:便利かどうかわからず。。。)
GPIO(2021.12.25追加)
自由にご利用いただいて大丈夫ですし、興味のある方は講座などの内容にあわせて他のパターンもじゃんじゃん作ってみてください。私もぜひ利用させていただきたいです!
最後に
今回は、人手不足対策の一環としてTシャツを作ってみましたが、小学校や中学校の先生も日替わりで授業内容のチートTシャツを作って着てれば、子どもたちにも役立つのでは!?なんて思ったり思わなかったり。
おわり。